こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

Colorado 2022

コロナ後の久々の海外がアメリカにある本社出張になり、先週無事帰ってきました。

出国前のPCRはいらなくなったものの、帰国72時間前検査が必要で、現地のクリニックに行ったり、MY SOSのアプリ使ったりなど、今までとは違う緊張感がありました。

私は帰国前検査は陰性だったので問題なかったのですが、あちらにいる間に家族のものが日本で陽性となって、高齢の母がいるためホテル療養となっていました。今の感染状況を考えると、日本にいる方が感染の確率は高いということでしょうね。

現地では、空港ではマスク率高いものの、その他の場所ではマスクはほとんどしてませんでしたね。社内はもちろん、クリニックの受付の人でさえ、マスクなし。

同僚の人たちには、二度三度感染した経験がある人もおりました。1回目はワクチン接種前で症状も重く、わからないことも多かったので怖かったけど、2回目3回目はワクチンのおかげか症状も軽く、もう普通のインフルエンザみたいなものになっているということでした。

久々のコロラドデンバーから車で1時間ほどの郊外といおうか田舎の地域。本社がある場所の周辺は何もないところと思っていましたが、周りに新しい住宅街ができていました。宿泊地Lovelandやその周辺の街にも、住宅や建物ができ、朝夕の幹線道路は通勤車で渋滞。デンバー・空港へ通じる道路は拡張中。デンバー空港はリノベーション中。

最近また利上げか金融引き締めかという議論があるようですが、ここ数年のアメリカの好景気を感じさせるものがありました。

報道で言われている通り、物価は上昇しています。人手不足により、賃金も上昇しています。Targetの初時給が$17です。いくら円安が進んでいるとは言え、生活費の高い東京都の最低賃金が1,072円ということを考えれば、レベルは高いでしょう。

そんな状況で、アメリカ国内でも都会からコロラドの田舎に越してくる人も多いとか。

会社の工場などは、リアルに3Kの仕事なので時給はもっと高いようです。それでも人手が集まらず、四苦八苦。トラックドライバーとか、フォークリフトドライバーとか、倉庫、流通関係は人手不足・施設不足は深刻ですね。

 

この地域は、都会と違って西部開拓者の子孫の白人の方が多いところですが、会社はブラジル資本となりmanagementやinternational部門では、diversityが進んでいます。

アメリカではどんな小額でもカードが使えますから、ドルの現金を持っていく必要はほとんどなくなりました。(でも、immigrationではいくら現金持ってきてるのなんて聞かれます。)

あちらからの出張者に言わせると、日本ではカードが使えないところが多く、本当に旅行者にオープンにする気はあるのか疑いたくなる、ということです。

久々に外に出ると、いろいろな意味で、日本がいかに世界経済に取り残され、ガラパゴス状態なのか実感せざるを得えませんでした。