9月からいろいろなことを詰め込んで、駆け抜けるように今年が終わっていきます。
12月上旬に、夏のHongkong International Airportのキャンペーンでゲットしたエアチケットで、香港に行って来ました。
尖沙咀、九龍半島の先から、Victoria Harbar、香港島の中環のビル群を臨むこの場所。ここから見る風景は、日々刻々、天候や季節、そしてもちろん時の経過とともに変わっていきます。
この日のVictoria Harbarは、波も穏やかで、冬とは思えぬ暖かさ。どこか静かな港を眺めていました。
夜景もね、週末はたくさんの人が集まっているのですが、香港島のビルのライトアップが以前よりどこか物静かな感じがする。
12月〜旧正月にかけては、街中のネオン、ライトアップ、ディスプレーが華やかです。
Salisbery Rd.沿の1881や半島酒店(Peninsula)は元々上品な感じではありましたが、キラキラ度は控えめ。
滞在中に久々に会った香港人の友人によれば、香港の夜は暗くなったそうです。年齢のせいもあるかもしれないけど、夜運転してると標識が見にくいとか。彼女曰く、LEDが主流になったからだということですが。
もう一方で、名物、道路にかぶさるようなネオンサインは、8割方撤去されたということを聞き及びました。
今や、美術館のガラスの向こうに存在するものとなりました。
50代半ばにして完全リタイアし、今の香港で自分の人生を謳歌している彼女には、通り過ぎてゆく旅行者のセンチメンタリズムは通用しないでしょうね。
さまざまなところの人と思いが交差する香港。来年は何をするか、この先どうするか、どんな写真を撮るかのヒントになりそうです。