2007-01-01から1年間の記事一覧
最近、香港ネタお休み状態でしたが、先週友人と広東料理を食べに行ってきました。 フカヒレで有名な鹿鳴春が秋葉原UDXに支店を出し、香港出身の朱衛雄総料理長が 腕をふるっておられます。 注文したのは、お店のメニューにはのっていないのですが、ぐるなび…
立川志の輔の新作落語を映画化したという、異色の作品です。 地方の文化会館。あまりやる気のなさそうな職員たちが 運営しています。ある日、大晦日にダブル・ブッキングしている ことが発覚します。どちらも、地域のママさんコーラスチーム。 初めはやる気…
14歳で囲碁の才能を買われ日本に来日し、戦前戦後に渡って 長らく日本の囲碁界に君臨した実在の人物、呉清源を描いた映画です。 “私の人生には真理と囲碁しかない”という言葉がありましたが、 まさに、それが彼の人生の意味であり、使命だったのだと思います…
心郁郁 sam1yuk1yuk1 --- 心が動く 今週末、友達が香港へ行っています。丁度ウインター・フェスタが始まって クリスマスの電飾が綺麗なんだろうなー。バーゲンも始まってるしー。 冬はポーチャイ飯も、鍋物も美味しい。12月は演唱会も、アーロン・クォック、…
香港国際空港の、出国審査に入る手前に“香港設計”という香港貿易発展局がやっている お店がありました。アラン・チャンのようなお洒落なしなものから、マクダルのような キャラクターグッズまで、香港でデザインされた製品がいろいろ並んでいます。 最後の最…
甩皮甩骨 lat1pei4lat1gwat1 --- ボロボロ(で役に立たない) 変な字ですよね「甩」。抜けるとか落ちるという意味があり、 甩頭髪 --- 髪が抜ける という風に使います。 「甩皮甩骨」 は、慣用表現で、 呢個手袋、甩皮甩骨。 (このカバンはボロボロ。) と…
ジョン・レノンやビートルズに関するドキュメンタリーの中で、反戦運動や アメリカ政府との対立などをこれほどはっきりと描いた映画はなかったかもしれません。 試写会の開場の半分以上を占めたのは、50代位の方々。私自身はビートルズには 遅れた世代で、気…
作感冒 jok3gam2mou6 --- 風邪をひきそう 急に寒くなりましたね。こういう時、気をつけないと風邪をひきます。 私の場合、“ひきそう”ではなくて完璧に風邪ひきになってしまいました。 最初の病徴(beng6jing6 --- 症状)は、 打乞嗤 da2haat1chi1 --- くしゃ…
東京フィルメックス映画祭では、毎年欠かせないジョニー・トー監督作品。今年も 2006年話題作「放・逐」の上映がありました。 来日はありませんでしたが、コメントの紹介がありました。監督は「エレクション(黒社会)1」 と「黒社会2」の撮影に長く掛かり…
久々の広東語、今日の一言です。さぼってたわけではないんです(^^ゞ。 凍番 dung3fann1 --- 寒さが戻ってきた、やっと寒さがやってきた ‘番’を使うことによって、本来あるべきもところに戻ってきたということを 表します。 今日のように、今まで暖かい日が続…
“愛、自由”という原題の通り、直球勝負のズシンとくる映画です。 ソ連寄りの独裁的な共産政権下のハンガリー。水球のオリンピック代表選手カルチは 民主運動に身を捧げる女子学生ヴィキに出会います。それまでは水球と家族のため 政治的なことには距離を置い…
明るく豊かでキュートな色合いの、いかにもアメリカらしいミュージカルですが、 実は人種問題という深いテーマを扱った映画でした。 全米で公民権運動が活発になりつつある60年代前半のボルチモア。ティーンに大人気の TV番組「コーニー・コリンズ・ショー…
“ボーン”シリーズ、三作目。これで終わるのかはなんともいえませんが、とりあえず ジェイソン・ボーンの記憶が戻り、陰謀の内幕が暴かれます。でも、陰謀の内容よりは 暗殺者として鍛え上げられた肉体と頭脳を駆使して、追いかけるCIAや暗殺者たちを かわし…
最近香港へ行くと必ずのぞくのがG.O.D.という店。香港‘地道’テイストのおしゃれで 遊び心たっぷりな雑貨や洋服を売っています。私はよく香港島の荷李活道にある店に 行きますが、海港城や朗豪坊にも支店があります。銅鑼湾に広いお店があるみたい です。 こ…
この間香港で買ってきたマンダリン・オリエンタル・ホテルのローズ・ペタル・ジャムを 食べてみました。 マンダリンホテルは、ペニンシュラと同じぐらい敷居の高いホテルです。こちらの アフタヌーンティもかなり有名です。時間がたりなかったので、お茶はせ…
昔、“ハリウッド映画におけるアジア人”をテーマに卒論を書いたことがある私にとって、ハリウッド映画の“その後”を見る良い機会となりました。隔世の感とデジャヴを同時に見た思いです。 ストーリーは、サンフランシスコでの日本人ヤクザと中国人組織の抗争と…
2007年第20回東京国際映画祭 <アジアの風>部門 香港作品 ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門でサプライズ上映された、ジョニー・トー& ワイ・カーワイ監督作品。トー監督とのティーチイン付きの上映でした。 警官殺人と警官から盗まれた拳銃にか…
2007年東京国際映画祭協賛企画 <香港映画祭> 香港作品 10月23日のオープニングセレモニーに引き続き、上映されたのがこの「鐵三角」。ツイ・ハーク、リンゴ・ラム、ジョニー・トーの、香港を代表する巨匠3監督による、共同監督作品です。固く結ばれた揺る…
東京国際映画祭の協賛企画として、香港映画祭が開催されています。 昨日10月23日、オープニングセレモニーと「鐵三角」が上映されました。 開場前から渋谷オーチャードホール入り口はは熱気にあふれ、ゲストの入場に 歓声があがっていました。なんだかやっと…
2007年第20回東京国際映画祭 <コンペティション>部門 ドイツ作品 コンペ作品で笑わせていただきました。人種差別という深くてデリケートな問題を、笑いとばしながらも決して軽佻に扱わない、画期的な作品です。 リーロイは、アフリカ系ドイツ人。可愛い白…
2007年第20回東京国際映画祭 <アジアの風>部門 香港作品 一昨年の特集企画、昨年の「イザベラ」、そして本年本作品と、三年連続東京国際映画祭で上映されている東京国際映画祭の常連、パン・ホーチョン監督の最新作です。 冴えない中年の警察官(サイモン…
2007年第20回東京国際映画祭 <アジアの風> ロシア=キルギス=フランス=ドイツ作品 キルギス共和国に関して、漠然と旧ソビエト連邦に属していた中央アジアのどこかの国という知識しかありませんでした。生まれて初めてキルギスの映画を見て、キルギス語と…
昨日10月20日より28日まで、東京国際映画祭が開催されています。 この季節になると、あーまた一年たったなあと思います。 初日は行かなかったので、レッドカーペットの様子などは わかりませんが、一時期のように“ブラピ”クラスのハリウッド俳優の 来日もな…
香港の上環にある蓮香楼。ここは、澳門の龍華楼のようにレトロでローカル色豊かな ところですが、あちらとは違い目が回るような忙しさ。広東語の先生から、“おじさんと老人 しか行かないよ”といわれ、客層は確かに地元の人たちばかり。陸羽茶室のような 敷居…
<大戦後の近未来の地球。人間とサイボーグ、人間の遺伝子から作られたバイオロイドが共存している。中立都市オリュンポスの特殊部隊隊員デュナンとプリアレオスは、対戦をくぐり抜けた公私共に息の合ったパートナー。デュナンをかばってプリアレオスが重症を…
2006年ベネチア映画祭でサプライズ上映でコンペ作品として上映され、 金獅子賞に選ばれた、ジャ・ジャンクー監督の作品です。 16年前に家を出た妻と娘を探しに、山西省からやってきた男。 出稼ぎに出て、2年前から音信不通の夫を探しにやってきた女。 彼らが…
ガイドブックなどにも紹介されている、龍華茶楼。マカオで一番くつろげる場所でした。 紅街市近くにあるローカルでレトロな感じの茶楼です。なんだかのんびりしてるところが 香港とは違う味わいです。行った時間(午後2時ごろ?)のせいかもしれませんが、 …
2006年 香港映画 監督:ロー・ウインチョウ 制作:ジョニー・トー 脚本:アイビー・ホー 原作:シー・シー 出演:ミリアム・ヨン、リッチー・レン、ジャスティン・ロー 乳癌早期発見・早期診断・早期治療のための運動“ピンクリボン”を応援する映画が やって…
主演のマリオン・コティヤールは、いい仕事をしたと思います。 ちょっと猫背でおどおどしたような仕草。辛らつで皮肉屋で 気まぐれ。でも自分に素直で可愛らしく、なんと魅力的。 そして、歌。 エディット・ピアフはフランスの国民的歌手ですから、だれでも …
マカオで、濠環酒店というホテルに泊まりました。英語名では、Ritz Hotelと なっていますが、タクシーの運転手さんに"Ritz"っていっても通じませんでした。 かの有名なRitz Carlton Hotelとは全然関係ないみたい。 マカオの中心部からはちょっと離れています…