こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

中国映画

「萬世流芳」を観る @東京国立近代フィルムセンター

6月末から9月初めにかけて、京橋にある東京国立近代フィルムセンターにて 逝ける映画人を偲んで 2013-2014という特集をやってます。 その中で、李紅蘭(山口淑子)選集ということで3作品の上映があり 昨日「萬世流芳」の上映を見てきました。 1942年という…

「So Young ~過ぎ去りし青春に捧ぐ~」

2013年 中国映画 監督:チャオ・ウェイ 脚本:リー・チャン 製作:スタンリー・クワン 出演:マーク・チャオ、ハンギョン、ヤン・ズーシャン、ジャン・シューイン チャン・ヤオ、リウ・ヤーソー、ジョン・カイ、パオ・ベイアル 昨年東京国際映画祭で上映され…

「ラスト・シャンハイ」 大上海 The Last Tycoon

ラストシャンハイ予告劇場) 2012年 中国作品 監督 : ウォン・チン 製作 : アンドリュー・ラウ 出演 : チョウ・ヨンファ、ホン・シャオミン、サモ・ハン、フランシス・ン、 ヨランダ・ユアン、ユアン・リー、倉田保昭 TVドラマ新・旧「上海灘」で、同じ主…

「捜査官X」 武侠

2011年中国・香港作品 監督・製作:ピーター・チャン アクション監督:ドニー・イェン 出演:ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイ、ジミー・ウォング、クララ・ウェイ、リー・シャオラン 雲南省の小さな村で、指名手配されていた2人の凶悪犯が強盗中に、…

「運命の子」 趙氏孤児

2010年 中国作品 監督・脚本:チェン・カイコー 出演: グオ・ヨウ、ワン・シュエチー、ファン・ビンビン、ホワン・シャオミン 歴史大作の多い中国映画のなかで、確かにセットも撮影もキャストもスタッフも超一流、 もちろんアクションもありの動的映画ですが…

海洋天堂 Ocean Heaven

海洋天堂 予告篇 2010年中国作品 製作 :ビル・コン 監督・脚本:シュエ・シャオルー 撮影:クリストファー・ドイル 音楽:久石譲 出演:ジェット・リー、グイ・ルンメイ、チョン・ルイ 昨年末飛行機の中で思わず涙してしまった映画、「海洋天堂」が7/9から…

「レッドクリフ Part II」 赤壁 II

この映画については今更何をかいわんや、ですが、Part Iは日本で一番ヒットしたアジア映画になりました。客層を見ても、いままでの中華オタクだけでなく、昔から三国志が好きだったと思われるような中高年の方々、ゲーム流れの若者、武将ブームの女性等、広…

「花の生涯 梅蘭芳」 梅蘭芳

チェン・カイコー監督に京劇とくれば、やはり1993年カンヌ・パルムドール作品 「さらばわが愛~覇王別姫」を思いださずにはいられません。時代の最後に咲いた 爛熟した文化と、強烈なオリエンタリズムの匂い。そして、世界の崩壊。何度見ても、あきることが…

「グリーン・デスティニー」 臥虎蔵龍

2000年 中国・香港・台湾・米国作品 監督:アン・リー 脚本:ジェームス・シェイマス、ツアイ・クォジュン、ワン・ホエリン 制作:アン・リー、ビル・コン、シュー・リーコン 出演:チョウ・ヨンファ、ミッシェル・リー、チャン・ツィイー、チャン・チェン …

「呉清源 極みの棋譜」

14歳で囲碁の才能を買われ日本に来日し、戦前戦後に渡って 長らく日本の囲碁界に君臨した実在の人物、呉清源を描いた映画です。 “私の人生には真理と囲碁しかない”という言葉がありましたが、 まさに、それが彼の人生の意味であり、使命だったのだと思います…

「長江哀歌」 三峡好人

2006年ベネチア映画祭でサプライズ上映でコンペ作品として上映され、 金獅子賞に選ばれた、ジャ・ジャンクー監督の作品です。 16年前に家を出た妻と娘を探しに、山西省からやってきた男。 出稼ぎに出て、2年前から音信不通の夫を探しにやってきた女。 彼らが…

「イノセント・ワールド」 天下無賊

フォン・シャオガン監督は、中国本土ではチェン・カイコーやチャン・イーモウを凌ぐ人気の監督なんだそうです。日本での公開作品はあまり多くないので、私も「ハッピー・フューネラル」ぐらいしか見ていませんが、海外で評価を受けるより中国人のドメスティ…

「墨攻」 A Battle of Wits

戦国時代がどのようなものであったか、「墨者」がどのような人たちであったかは 原作か映画の解説を見ていただければだいたいお分かりいただけると思います。戦闘と 殺戮、智謀と策略、憧憬と嫉妬の間での人間たち。人の話として見れば、人類が 何千年も愚か…

緑茶

「ただいま」「我愛你」のチャン・ユアン監督作品。主演は、日本では「少林サッカー」 でおなじみの、ヴィッキー・チャオとチァン・ウェン。ここ2年ぐらい、映画はおろか マスコミの前には姿を現していないはずのチァン・ウェンがなので、何で?と思ったら 2…