こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

2021-01-01から1年間の記事一覧

第33回東京フィルメックス  特別上映A を見てドキュメンタリーを考える

今年の東京フィルメックスの最終日、当初より特別上映Aとしてだけ紹介されていた作品が前日に発表された。それが「時代革命」Revolution of Our Time。 2019年の「逃亡犯条例改正案」が、香港を戦場に変えた。法案提出以降の香港市民の抵抗運動を描いたドキ…

第34回東京国際映画祭 & 第22回東京フィルメックス

緊急事態宣言も明け、ぽちぽち映画を見に劇場に通うようになってきた今日この頃、東京映画祭の季節がやってきました。 東京国際映画祭は今年から場所が六本木から有楽町周辺に変わり、東京フィルメックスも同時開催。 今年はコンペも復活してるし、日比谷の…

課題 Passion

今月の課題、Passon。 Passonとは、激しい感情であり、愛着、情熱を傾けるもの。 自分の根底にあるのは、違う世界や風物、風景を見てみたいということだと思う。その中で見る、人間や自然の可変性と、普遍性を知りたいということではないかと考えている。 こ…

シャン・チー テン・リングスの伝説 Shang-Chi the Legend of Ten Rings

2021年 アメリカ作品 監督:デスティン・ダニエル・クレットン 出演:シム・リウ、オークワフィナ、メンガー・チャン、トニー・レオン、ミッシェル・ヨー トニー・レオンがマーベルの悪役でハリウッド進出!ということで見に行ったシャン・チーですが、考え…

古代蓮の楽園にて

古代蓮、今年は7月の終わりに行ってきました。 7月の中旬には見頃を迎えていたので、すっかり花弁が落ちて身が育った状態のものが多かったのですが、蓮に埋もれるような湿地のあたりは、甘さを帯びた濃厚な空気となっていました。 公共事業の工事の際に掘…

TOKYO 2020 in 2021

前例のない状況の中、様々な出来事と批判・思惑渦巻く中で、東京オリンピックが開催され、本日閉幕しました。 おめでとう!金27、銀14、銅17。日本のメダル数は、過去最高。 激動の香港(金1, 銀2、銅3)も、台湾も(金2, 銀4, 銅6)、過去にない数のメダルを…

David Byrne's AMERICAN UTOPIA

2019年 アメリカ作品 製作: デビッド・バーン、スパイク・リー 監督 : スパイク・リー 第4波に入るひと月ほど前に、「アメリカンユートピア」観てきました。やっぱり劇場で見る映画は良いですね。この映画自体は、オフブロードウェイで上演されたライブ映…

始まりの始まり、終わりの始まり

災禍の中の激動のひと月。 そんな中、写真のゼミのお題が「緑」だったので、地球上に酸素が供給され始めた時に遡って考えて見る機会がありました。 以前にもブログ上に、写真をあげたことがありますが、ストロマとライト。光合成によって、地上に酸素を初め…

オート一眼デビュー in NYC 1991

海の向こうに行けなくなってからもう二年。最近ポツポツ過去の写真を見直したり、フィルムのスキャンを再開し始めました。 1991年、それまで使っていたMinolta SE-Gという絞り優先onlyのカメラから、α3xiというオートフォーカスのカメラに乗り換えました。翌…

一年、そしてまた一年 GALLERY CAMELLIAにて

ちょうど去年の今頃、写真のゼミを受講していました。 銀座の奥野ビルという、築88年ほどにもなろうという古めかしいビルの中にあるギャラリーカメリアで、週末の朝10時から写真家の安達ロベルト先生が入れてくださるコーヒーの香りと、ギャラリーに入ってく…

あけない夜は

2週間ほど前、久しぶりに写真のお仲間等と裏磐梯に撮影に行ってきました。 この一年の災禍だけでなく、十年前の震災・原発事故も大きく被った福島県。 何も無かったように、静かに朝が明けて行きました。自然の営みが、人間に関係なく 続いていくようにもみ…

いつか来た道〜Pottinger Street 2019

昨年撮っフィルムをやっと現像。モノクロでポツポツと写真を撮っておりましたが、自分でフィルム現像する気力がなく放置しておりました。 昨年は、誰もがそうだとは思いますが、不測の一年。いつも普通にしていることが、できなくなった一年でした。時間も場…

Year of Cow 2021

あけましておめでとうございます。 昨年は、世界中が尋常ではない状況の中、誰もが不測の経験をし、様々な思いを抱いたことだと思います。 ブログもしばらく放置したまま、怒涛の年末をむかえましたが、今はただ、平穏無事な日々が戻ってくることを祈るって…