TOKYO 2020 in 2021
前例のない状況の中、様々な出来事と批判・思惑渦巻く中で、東京オリンピックが開催され、本日閉幕しました。
おめでとう!金27、銀14、銅17。日本のメダル数は、過去最高。
激動の香港(金1, 銀2、銅3)も、台湾も(金2, 銀4, 銅6)、過去にない数のメダルを撮りました。香港の金は、李珊珊以来なんですね。
この時期に、これだけ感染拡大となるとは、一年前いやほんの2〜3ヶ月前でもえても見なかったでしょう。全試合が無観客となったことは、本当に残念でなりません。。
先週末の千駄ヶ谷周辺。本当なら、たくさんの観客で賑やかなはずの競技場周辺は、場所によっては多少人が出ているものの、それほど混雑している様子はありませんでした。
何しろ、会場周辺は高い塀で囲まれて、中を伺うことなどできません。
周辺では、他府県の警察官が警護に当たっていました。
閉会式前日のお台場・有明周辺。こちらも、海側の会場付近は立ち入り禁止で、近づくこともできません。
お台場のショッピングモールも、夏休みのこの時期にしては、少ないぐらいではないかと思います。
この世界的な非常時、様々な出来事や批判・思惑の中でも、オリンピックが開催されたことは良かったと思います。開催されていなければ、見えなかったことがあり、他の人の思いを知り、お互いを思いやる機会はなかったかもしれません。
この一年、選手たちも、支える人たちも、例外なく不安の中にいたことでしょう。
この一年が、心身ともに大きなハンデになった人もいれば、飛躍につながった人もいる。メダルを取れた選手も取れなかった選手も、ベテランにも新人にも、それぞれのドラマがありました。
大きな壁を乗り越えた人、重圧に涙する人、思っても見ない失敗、成功、駆け引き。メダルを分け合ったり、他の人が出した記録を讃えあったり、分断されていたはずの世界が融合していく。
もちろん、選手たちがだけが辛かったわけではありません。昨今のデルタ株の感染拡大は必至のものであり、誰かのせいにするものではありません。。
オリンピックを通じて、コロナ禍で押し殺されていた感情が蘇ってくる。そして、社会や人間のあり方に目を開かされる。
この状況下、選手たちや彼らを支える人たちが、自分のやるべきことに向き合っていく姿勢を見せてくれたこと。それが私たちへのエールであるような気がします。
がんばれ、日本。がんばれ、世界。