第34回東京国際映画祭 & 第22回東京フィルメックス
緊急事態宣言も明け、ぽちぽち映画を見に劇場に通うようになってきた今日この頃、東京映画祭の季節がやってきました。
東京国際映画祭は今年から場所が六本木から有楽町周辺に変わり、東京フィルメックスも同時開催。
今年はコンペも復活してるし、日比谷のミッドタウン前の広場では大型スクリーンでの上映会などもやっており、賑やかになってきてはいるようですが、マスコミの取り上げは少ないようです。
香港映画は、ガラ・セクションでベニー・チャンの遺作となった「Raging Fire」とソイ・チェン監督の「LIMBO」。
「Raging Fire」は、きっとそのうち上映すると思い、ここではパス。
「LIMBO」には、当局の許可が下りなかったという曰く付きのポスターが採用されていいます。が、あまりに猟奇的で恐ろしいので食指が動かず。
そして、東京Filmexの方では、特別上映Aとして紹介されていた作品が、昨日、香港キゥイ・チョウ監督の「時代革命」であることが発表されました。香港では決して見ることのできない映画です。うかつにも、チケット取っておりませんでした。上映の朝日ホールでは当日券の発売はなさそうです。
さて、そんな中、今年は3本観賞済み。
『牛』--- ユース部門。一頭の乳牛の生活を追うドキュメンタリー。
『ラストナイト・イン・ソーホー』--- (抽選で当たった)ガラセクションの映画。'60年代と現代に生きる未来を夢見る女性がシンクロする、サスペンスホラー。
『瀑布』--- Filmexの特別招待作品。コロナ禍中の母と娘の関係を描いたチョン・モンホン監督の台湾映画。
それぞれ思うところあり、良い作品でした。内容については、いずれ。