こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

SPL 殺破狼

都内は月に一度の映画の日、香港映画を見に行ってきました。

監督は、「Juliet in Love」(日本未公開)、「オーバー・サマー」等、荒んだ人生の中にも
人情を感じさせる映画が得意のウィルソン・イップですが、今回の映画はサモ・ハン
ドニー・イェンということで、ハードなアクション一色なのかなあと想像して見に行きました。
確かに、ドニーがアクション監督ということで、ハードでダークなアクションてんこもり。
でも、その中で登場人物一人一人に人生があることを感じる映画でした。サイモン・ヤムや
彼の部下の警察官も、それぞれ良い味出てました。

来場のお客さんは8割以上が男性。30代後半以降、というところです。他の映画でも
他の香港映画でも、決して見られない光景ですが、こういうアクション・オタクの方々の
歴史は綿々と続いているようです。彼らからすれば、私たちみたいなチャラチャラした
女性3人組のほうが、よっぽど場違いのように見えていたことでしょう。皆きっと、昔から
サモ・ハンの大フアンだったんだろうなあ。あの歳で、あの体格で、ドニーに見劣りすることが
ないんだから素晴らしい。アメリカ行ってより貫禄も出ましたね。

香港で頑張る日本人スタントマン、谷垣健治さんもアクション助手のクレジットになって
ました。出世したねえ。でも、ビルの屋上から落ちる危険なアクションをやってましたけど。