こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

「レミーのおいしいレストラン」

土曜の午前中、ピクサーアニメの試写会ということもあって、子供たちの姿も
ちらほら。場内から子供の笑い声が聞こえてくる、かわいらしくも珍しい試写会でした。
子供向けとはいえ、子供向けの映画が結構大好きな私。一緒に笑ってきました。

料理の天才ねずみ、レニー。自分のあり方について、父親に反発しますが家族も大事。
ひょんなことから家族と生き別れ、パリに流れ着きます。憧れのシェフ、グストーの店で
料理の出来ない見習いリングイニと出会います。

実在の街をリアルかつファンタジックに描いたアニメーション映画といえば、どうも
「マクダル」を思い出してしまいます。あちらは、リアルだけど絵本のような質感ですが、
お話はけっこうお笑いかつ現実的。「レミー」は、ピクサーアニメですから、街の質感は
実際以上の感触。だけど、お話はとってもファンタジックです。おまけに、料理もおいしそう。
バターやハーブの匂いが漂ってきそう。見終わったらフレンチレストラン行きたくなること
請け合いです。

オコチャマが一番喜んだのは、レミーリングイネの二人三脚ぶり。男に負けじと
頑張る女性シェフ、コレットはフランスならではのキャラでしょう。2人の主人公も
周辺のキャラも、皆なかなか個性的でいい味ですが、特にイジワルシェフ
スキナーと、批評家イーゴは最高。表情がいいですねえ。ネズミ達も、かわいいけど
最近ネズミが出没した家に住む私としては、さすがに大量出演にはギョッとしました。(~_~;)

内容は、見てのお楽しみ。原題“ラタトゥーユ”(野菜の煮込みですね)とイーゴ。
この辺が意外なポイントですね。お子様連れも、料理好きも、是非みてね。