「シュレック」のシリーズは、大好きです。おとぎ話のパロディが、なかなかひねって
おもしろいし、主役級から細かなキャラまで、よくできていると思います。
それから、美男美女が幸せになってめでたしめでたし、でないところがイイ。普通だったら
シュレックは悪魔か魔女に魔法にかけられていて、最後はハンサム王子様になるところで
しょうけど、最初から最後まで怪物のまま。フィオナ姫だって最初は普通の王女様だったのに
結局魔法にかけられたまんまの姿で、幸せなのです。ま、お父さん（王様）もカエルだけど。
あるがままの自分があって、そのあるがままの自分を愛してくれる相手がいて、それでこそ
"Happily ever after..."（めでたしめでたし）なんですよね。ステキ。で、生まれてきた
子供も2人によく似て、カワイイ。
あるがままといえば、ロバのドンキーはドラゴンと結婚して、子供たちは空を飛び火を噴く
ロバなんです。長靴をはいた猫は、女猫殺しのようですね。さすが、バンデラス。
それから何より、70年代アメリカン・ポップス＆ロックを聞いて育ったお父さんお母さんも
楽しめます。私的には"Barracuda"なんて涙もの。何年ぶりに聞いたかなあ。"Live or Let Die"
なんか、一緒に歌いそうになっちゃいました。（P. McCartoney & Wingsはイギリスかなあ。）
