こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

香港で映画

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香港で初めて映画を見たのはハリウッド作品でしたが、その後アジア映画に興味を持つようになり
香港へ行くたび香港映画を見るようになりました。

現在の香港映画は、基本的に広東語のセリフ、中国語繁体字&英語字幕の上映になります。
私の中国語のレベルはたかがしれているので、基本的には英語字幕に頼ることになりますが、
英語とてネイティブではありません。ながーいセリフのながーい字幕も一瞬のうちに消えて
しまうことがあり、ついていくのが大変。絶対、日本の字幕のように1秒4文字みたいな
ルールはないと思います。単純なラブコメみたいなのは、そんなに字幕に頼らなくても大丈夫。

広東語上映とはいえ、最近は映画の中で会話をしている片方が北京語、片方が広東語、なんて
ことも多くなってきました。それだけ、香港の社会の中にも大陸からの人の流れが
あるのかなと思ってましたけど、実は香港の社会の中では結構ありえることなんだろうと
思います。ジャッキー・チェンの両親のドキュメンタリー映画を見たとき、インタビュアーと
お父さんは北京語でしゃべってて、それを聞いてるジャッキーは広東語で話をしていたり、
お父さんも、昔の香港の友達には広東語をしゃべっています。香港は大陸からの移民で
できた社会ですから、日常的に中国語方言が入り乱れるっていうのは、普通なのかもしれません。

ちょっと話がずれました。香港の映画館では、日時と座席を指定してチケットを購入します。
最近は日本でもそういった方式をとる映画館も増えてきましたが、初めて行った時は
感動しました。どんなに古い映画館でも、座席シートの紙があって、”この辺がいい”と
指定をすると座席を赤ペンでチェックし、チケットに席番号を書いてくれます。
最近の新しい映画館では、もちろんコンピューターで座席を管理しています。通常の
新作映画はHK$60、火曜日は割引日です。

最近は香港もシネコンが増え、絵の看板がかかっている映画館がめっきり少なくなりました。
キレイになって場内禁煙になったのはうれしいけど、どこもやってる映画がほとんど同じという
のは寂しい限り。1作品につきせいぜい2-3週間しか上映してないし。