こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

SAYURI

ファンタジーだと思ってみれば、違和感もないし面白い映画だと思います。
サムライとゲイシャは、今だ外国の方々にとっては、ミステリアスで幻想的なのかなあ。

何しろ女優さんたちの女っぷりがいい。桃井かおりの、やり手の置屋の女将のねっとりした
感じも、コン・リーの売れっ子だけど身持ちの悪い芸者ぶりも、ミシェル・ヨー
とびきり粋な姐さんで、彼女に芸者役が似合うなんて、考えてもみませんでしたよ。
チャン・ツィイーはまだまだ小娘っぽいですが、さゆりの役はその初々しさが勝負です。
最初は、メインの3人の芸者に、1人も日本人女優がいないのは何でーと思いましたが
よく考えてみると、思い当たるほどいないんですよね。それに比べれば、この3人の中国系
女優さんたち、いるだけでオーラありますもん。桃井かおりが言ってたけど、日本の
超有名女優さんたちが、オーディション受けに来てたって話ですよ。

男の役者さんたちは、今回は添え物でしょう。それから、舞の海さんが出てます。

映画見て、女の戦いの生々しさを見たと思ったら、ウチに帰ったら「大奥」やってた。
戦いの後に、それぞれの女の人生が見えます。