こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

プライドと偏見

18世紀末のイギリスの、階級と社会的環境が複雑にからみあった時代の物語。この時代の
イギリスの小説を読むと、人間が生きていくのがなんでこんなに面倒くさいのかなあと思います。
そのなかでもジェーン・オースティンの小説は、女性が書いているからか、まだ判るし救われる感じ。
小説の中にながれる皮肉や笑いは、現代の人にも通じるものがあるから、これだけの女性が
映画を見に来るんだなあと思います。

娘が5人もいるってのはまるで橋田寿賀子。おまけにこの時代、娘には相続権がない。
(どっかで聞いたような話だが。)いろんな男女がいて、悲喜こもごも。それにしても、
この時代に生まれなくてよかったなあ。