「ヤング@ハート」 Young @ Heart
2008年締めの映画に選んだのは、おじいさんおばあさんのロック・コーラスグループの
ドキュメンタリーです。
アメリカ、マサチューセッツ州の小さな町ノーザンプトン。ここには、ぶっ飛んだ
おじい・おばあのコーラスグループがあります。何しろレパートリーが凄い。
いきなり最初に、92歳のおばあちゃんが歌うクラッシュの“Should I Stay Should I Go"に
のけぞり、新しいレパートリーとして挑戦するのがソニックユースの“Schizophrenia"と
きてる。“I Got You (I Feel Good)"、“Yes We Can"なんて難曲に手こずる様子は
どうなることかとハラハラドキドキ。でも練習するうちに、だんだんものにしていくのです。
なんだかとってもカッコイイ。
こんなとんがったロックやR&Bと、お年寄りの組み合わせがしっくりとくるのは、なぜ?
それは、どちらもシガラミやら虚栄やら、無駄なものをそぎ落とした人間の根源にある
喜怒哀楽を表現しているからに違いない。そして、お年寄りたちは若者たちと同じように、
不安を抱えながら生を欲しているのです。
プロモ風に映像とされた“Golden Years"、“Road to Nowhere"、“Stayin' Alive"は
生きるの喜びを感じ、ライブの“Forever Young”や“Fix You"で失われたものを悼む。
彼らの人生が、歌詞により一層の深みを与え、彼らのStanding on the edgeな状況が
パンク感を引きよせているような気がします。
うーん、すごいお年寄り。そして、彼らにこんなすばらしい選曲と厳しいコーラス指導をする
指揮者のボブ・シルマンさんにも脱帽です。
http://youngatheart.jp/index.html
ドキュメンタリーです。
アメリカ、マサチューセッツ州の小さな町ノーザンプトン。ここには、ぶっ飛んだ
おじい・おばあのコーラスグループがあります。何しろレパートリーが凄い。
いきなり最初に、92歳のおばあちゃんが歌うクラッシュの“Should I Stay Should I Go"に
のけぞり、新しいレパートリーとして挑戦するのがソニックユースの“Schizophrenia"と
きてる。“I Got You (I Feel Good)"、“Yes We Can"なんて難曲に手こずる様子は
どうなることかとハラハラドキドキ。でも練習するうちに、だんだんものにしていくのです。
なんだかとってもカッコイイ。
こんなとんがったロックやR&Bと、お年寄りの組み合わせがしっくりとくるのは、なぜ?
それは、どちらもシガラミやら虚栄やら、無駄なものをそぎ落とした人間の根源にある
喜怒哀楽を表現しているからに違いない。そして、お年寄りたちは若者たちと同じように、
不安を抱えながら生を欲しているのです。
プロモ風に映像とされた“Golden Years"、“Road to Nowhere"、“Stayin' Alive"は
生きるの喜びを感じ、ライブの“Forever Young”や“Fix You"で失われたものを悼む。
彼らの人生が、歌詞により一層の深みを与え、彼らのStanding on the edgeな状況が
パンク感を引きよせているような気がします。
うーん、すごいお年寄り。そして、彼らにこんなすばらしい選曲と厳しいコーラス指導をする
指揮者のボブ・シルマンさんにも脱帽です。
http://youngatheart.jp/index.html