こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

「スタートレック」 Star Trek

2009年アメリカ作品
製作:J.J.エイブラハムス、デイモン・リンデロフ
監督:J.J.エイブラハムス
脚本:アレックス・カーツマンロベルト・オーチー
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ

スタートレック」といえば、アメリカでは国民的人気のSFドラマ。日本人が「アトム」を見て
ロボット技術者になった、アメリカ人は「スタートレック」を見て宇宙飛行士や科学技術者に
なった人たちがいるくらい、影響力のあるドラマです。

そんな「スタートレック」、新たなシリーズの始まりですが、登場人物といえばカーク船長、
スポックなど、「宇宙大作戦」シリーズでお馴染みの人たち。彼らの若き頃が描かれています。
オールドファンは泣いて喜ぶ展開ですが、タイムスリップで歴史が変わった話の続きと見るもよし、
まったく新たなドラマの始まりとして見るもよし。

熱心な「スタートレック」フアンでもなく、たまのTVと映画のシリーズぐらいしか見たことがない
私でも、なんだかやんちゃな頃のカーク船長、悩む青年スポックなど、若造の乗組員たちの姿を
みるのが新鮮で嬉しい。今までは、ある意味人格の出来上がった登場人物としてしか、見ることが
できませんでしたから。

カークは直感的天才肌で行動力抜群ですが、まだまだオコチャマ。クールな美女ウフーラが
知的で繊細な青年スポックのほうに魅かれるのはよくわかります。これからどのように
成長していくのか、なんだか先が楽しみです。

もちろん、SFならではの仕掛けもいっぱい。ワープだの、物質移動だの、ブラック・ホールだの、
子供のころのわくわくが蘇る、遊園地のようなエンターテイメントです。

試写会でしたが、映画が終わって場内から拍手がわきました。日本にも
トレッキー”(スタートレック・フアン)ってずいぶんいるんですね~。