草生い茂る草原にて
先週は関西を襲った台風に続き、北海道の地震。日本はこんなに
自然災害の多いところだったかと、今更ながらに痛感しました。
しかし、日本だけでなく、今年は世界中異常気象、災害が発生しています。
砂漠化が進んでいると言われているモンゴルですが、今年は7月に集中豪雨があり、洪水で死者も出ました。
遊牧の生活をしている人たちににとって、洪水が起こるということは
どういうことなのか。
遊牧民が家畜を連れ、水害が出ているところを避けて、近い場所に
集まってくる。近い場所に多くの家族が集まってくると、
家畜の餌のための場所の問題が出てくる、ということなのです。
幸い、私が訪れた8月には、天候も収まり緑豊かな草原を目にしました。
中央モンゴルで、8月にこんなに草が茂っていることはないそうです。
緑豊かで美しい風景なのですが、昼間はコバエのような虫が
大量に寄って来て、本当に往生しました。ネット被ってたんだけど
首の周りから入って来て、チクチクする。2~3日経つと
刺されたところが赤くなり、顔から首、胸。足は靴下のゴムのあたり
数え切れないほどの跡ができていました。
もちろん、虫除けスプレーも、携帯ベープも使ってましたが
あまり効果なかったみたいです。
どこに行っても、人一倍虫に刺される私ですが、あんまり酷いので
帰国翌日皮膚科に行きました。先生の見立ては”ブヨ”ではないかということです。
今年は日本では暑すぎてほとんど蚊にもさされなかったのにね~。
この靴、うっすら緑ががってるのわかります?多い茂った草の花粉かなんかで、
色が変わっちゃいました。
この草、虫除けパッチみたいな匂いがするんですが、虫はいっぱい
集まっていました。
元の色はこんな感じ。モンゴルに足を踏み入れる前の、北京空港にて。
話はモンゴルの草原に戻しましょう。
7月に大洪水がありましたが、この茂った草のため、今年の家畜は肥えて
大きく育つことになりそうだということです。