東京フイルメックス映画祭もラインナップがでていました。主にアジアの
インディペンデント系映画を紹介している映画祭です。
招待作品で台湾のホウ・シャオシェン監督の「スリー・タイムス(最好的時光)」が
上映予定。ホウ映画のワンカット長回しには、ついつい途中で眠くなってしまうのですが
でも見ずにはいられない、美しい映画を撮る監督です。主演のスー・チーとチャン・チェンは、
現在プライベートでもラブラブなようですが、スー・チーの香港の部屋でのデートを
パパラッチに激写されて、激怒しているようです。
それから香港のウィルソン・イップ監督の「SPL 殺破狼」も招待作品です。
“香港ノワール”+“マーシャル・アーツ”なんだそうですが、どうなんでしょ。
ドニー・イェンとサモ・ハンが対決するらしい。ノワール物には欠かせない、
サイモン・ヤムも出ています。イップ監督には「Juliet in Love」という
チンピラと病のために独り孤独に生きる女の切ないストーリーの名作がありまして
これも過去にフイルメックス映画祭で上映されました。病を抱えた刑事とその
相棒のストーリー「オーバー・サマー」は日本でもDVDが出ています。これもまた
切ないんですよ。出演者たちよりは若い監督ですが、いい映画とります。
フィルメックスでは、そのほかイラクやイスラエルといった中近東の映画なんかも
見れます。