なんだか久々にしょーもない香港映画を見た。
2004年の作品で、当時人気絶頂だったらしい“Boy-z"主演のアイドル映画。でも、2人とも
どうしようもない自堕落高校生で、たった1ドルのためにいつのまにかヤクザの抗争に巻き込まれて
しまう話。その話の流れも、急な画面の巻き戻りやらで過去に戻り、誰と何がどう繋がっているのか
わかりにくい。おまけに、ナンセンス・ギャグ映画なんだか、パロディなんだか、家族愛なんだか
高校生が人生に目覚める話なんだか、さっぱりテーマも絞り込めず、途中でどう始末つけるのか
心配になってしまうような映画でした。
それでも、レイ・ロイ、チョン・ダッミン、タッツ・ラウ、ロー・ガーインといった
曲者名脇役も登場するし、おまけにTWINZも登場。まあこういう映画って、何かを求めて
見るというよりは、何も考えずその場その場を楽しめばいいのでしょう。
それにしても、よく日本で上映しましたねえ。シネマートみたいなアジア映画専門映画館が
できたらこそなんでしょうけど。韓流みたいに、人気に任せて何でも垂れ流し上映って
いうのは嬉しくないかも。
