監督・脚本 チャウ・シンチー 2001年香港作品
出演 チャウ・シンチー、ン・マンタ、ヴィッキー・チャオ
あれから4年。速いものですねー。2001年作品ですが、日本では2002年ワールドカップに
あわせた上映となり、そのばかばかしさが大評判となりました。
彼の持ち味の源泉は、香港のナンセンス&繰り返しギャグと、日本の漫画チックな演出に
永遠の憧れ“カンフー”にあると思います。香港人ならではのギャグや落ちは、日本人には
解りにくいところも多かったのですが、「少林サッカー」はサッカーという普遍的テーマで
あることもあり、日本だけでなく世界各国での配給が可能な完成度の高い映画になった
のだと思います。。
まあ、難しいことは考えないで、ばかばかしいとかありえないなんて思わないで、くどいと
思わないで、頭の中を真っ白にして楽しむのがシンチー映画の醍醐味と言えましょう。
ヴィッキー・チャオは、テレビドラマでブレークした美人若手女優ですが、あんなに
ブスメイクされてもてあそばれながらも、しっかり演技してるところがえらい。チョイ役で
出てくるカレン・モクとセシリア・チャンも、かつて彼の映画でもてあそばれた女優さん
たちです。ほんと、向こうの女優さんたちには頭さがります。