こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

学友光年世界巡廻演唱会 '07

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6月17日、日本では5年ぶりとなるジャッキー・チュン(張学友)の演唱会に行ってきました。

満席の東京国際フォーラムは、どう見ても中国人の方々が半数以上。広東語を話す方々もかなりいました。日本人の学友ファンは、最近の台湾華流ブームとは関係なく、ずーっと長いこと年季の入った「她来聽我的演唱会」の歌に出てくるような人々です。

コンサートは、ここ十年ぐらいのジャッキーの活動や人生を振り返りながら、ロックナンバーを中心にダンスあり、ヒット曲あり、「如果、愛」のショートミュージカルありの多彩な編成。腰周りはちょっと大きくなったかもしれませんが、今年46歳とは思えない動きと衰えない声量で3時間弱、ばっちり楽しめました。“自分の音楽の中で、ロックは重要な一部分”と語っていましたが、ロバート・プラントかイアン・ギランか(古い!)ってぐらいの高音シャウトがカッコイイのです。もちろん、歌い上げ系のバラードも良し。静かに内面を語る歌も良し。個人的には「我真的受傷了」で、涙出ちゃいそうでした。

実は前から三番目の席だったので、ジャッキーの衣装の質感、顔の表情はもちろん流れる汗から額のシワまで、よーく見えました。やっぱり、よい席はいいねえ。臨場感あふれますよお。バックバンドの皆様は渋い方たちが多かったです。ダンサーのお兄さんお姉さんたちは、ずいぶん若そうでしたねー。でも、衣装が仮面ライダーの怪人風なのが気になりました。

前回もそうでしたが、ジャッキーは一生懸命覚えた日本語で、この十年の彼の人生を語っていました。(時々言葉につまると、ファンが手助けしてました。)香港四大天王の中で、唯一妻子持ちのジャッキー。彼の家族や周囲の人々への優しさ、亡くなった友達を思う気持ち、音楽への情熱伝わって来ました。なんてステキに年を重ねた中年男なんでしょう。

http://www.JackyCheungWorldTour.com/


この写真は、ちょっと古いかなあ。