こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

海南鶏團飯 @マラッカ

最近日本でも、シンガポール料理の店がぽつぽつ増え、気軽に食べられるようになってきた海南鶏飯
 
もちろんマレーシアでもポピュラーな料理ですが、マラッカではこんな感じ。
 
イメージ 1
 
鶏のダシで炊いたご飯が、團飯(おにぎり)になっている。これがマラッカ風のようです。
いわゆるパラパラとした食感のインディカ米をおにぎりにするために、かなりギュッとむすんでありますので
もちっとした食感になっています。もちろん、おにぎりでないご飯も注文することができるようです。
 
胡瓜が添えられているのは、マレーシアっぽい感じ。そういえば、マレーシアではけっこう何にでも
胡瓜がついてきましたねえ。
 
イメージ 2
 
数年前の東京国際映画祭で、シンガポールを舞台に、海南鶏飯のレストランを切り盛りする
母親をシルビア・チャンが演じた「海南鶏飯」という映画が上映されました。今思えば、1階で店を経営し、
二階以上に自分と息子たちの生活があるという、いかにもマレーシア・シンガポールのショップハウスらしい
雰囲気がただよう映画だったと思います。
 
ちょっと一昔前の雰囲気の映画化と思いきや、長男はすでにゲイであることをカミングアウトしており、
次男ももしや...という疑念からフランス人の女子留学生を家に下宿させて様子を見るなんていう内容は
いかにも現代的なお話でした。
 
シンガポール映画には‘70年代を舞台にした「フォーエバー・フィーバー」なんていう、「サタデーナイト・
フィーバー」をモチーフにした面白い映画がありましたけど、マレーシア映画はまだ一本も見たことが
ありません。ぜひ一度見てみたいと思います。