こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

香港定点観測と経済観測

イメージ 1

為替の話は前回いたしましたが、今回はちょっと経済のお話。
色々なところで、物価が上がっていると聞いていましたが、本当にそうでした。

初日の夕飯に行った鏞記(ヨンゲイ)の皮蛋は、やはりとろけるように
美味しかったけど、ローストダック含む3品プラスビールとお茶で
HK$800近くしたと思う。

あんまり、そんなことばかり書くのもなんですが、
ベランダのランチも、インターコンチのブレックファーストも
東京にいたら絶対しないような贅沢なものになってしまいました。

翠華も(山頂価格だったかもしれないけど)普通の値段じゃないし。
ティーホールの飲茶も、連れ曰く、昔は(1988年頃)$50も
あればお腹いっぱい食べれたそうですが、結局一人$200ぐらい
かかってしまいました。その他物価についても、当時の4~5倍ぐらい
になってるんじゃないかとのこと。

もちろん、様々な要因で物価がが上がっていることもあるけれど、
こんなことも考えてみました。

ハンセン指数。

1988年終値                   2,680.4
2015年7月31日終値  24,636.28

この26年で10倍近くになっているんですね。その間日本はどうかというと
日経平均は未だバブル期1988年の\30,000を超えていません。
香港経済は成長し、得るものがあった。しかし日本は...。

日本が成長できなかったのか、失ったのか、それとも変わったのか。
見方は色々かとおもいますが。

イメージ 2

さて、いつもの香港中環定点観測。ここも香港の成長ポイント。
かつて海だったここから先、来るたびに拡大しております。

そして、雨傘革命の舞台の一つでもあったところでも。

イメージ 3

バブルがはじけて25年たった日本。返還から18年たった香港。
経済的にも政治的にも文化的にも、この先のどうなるかなんて誰にも
わからないのかもしれません。でも、それを造っていくのは人々の
意志でもあるでしょう。でも、どちらの場所も人々の意志のように
出来ていくのかどうか。色々考えてしまうのでした。