1月の香港で、久々にフィルム写真にトライしました。
とはいっても、過去に使っていたMinoltaのカメラではなく、Olympus Pen-F。
ハーフサイズながら、一眼レフの機能を持つという唯一の機種なんです。
ジョニー・トー監督作品で「文雀」という映画があります。
その中で主人公のスリ集団の親分(サイモン・ヤム)が中環~上環あたりを
2眼レフのローライと思われるカメラでとってるシーンがありまして、
そのころからちょっとやってみたいなあと思っていました。
このあたりの風景には、絶対フィルムが合うと思うのですよ。
初めて使った機種でもあり、ファインダーが暗くて室内だとピントが
うまくあわせられなかったりとか、露出計がうまく動かなかったりとかで
失敗もありましたが、味のある写真がとれました。
彩度低めに現像してもらったんだけど、CDのデータをそのままあげると
意外と赤が鮮やかに出てるようです。
いつかきっと、ゆっくり香港でフィルム写真を撮ってみたいなあ。
できれば、ローライフレックスとか2眼で。
でも、思う風景がなくならないうちにしなければなりませんね。