取材した特集がありました。ある特定の場所を72時間密着し、そこに出入りする
人々を取材するという番組で、普段は日本のどこかなんだけど、この回は
初海外取材。なかなか普段は見れない重慶大廈の姿をみせていただきました。
この、一歩入ると自分がどこに来ているのかを忘れるようなビルの中。
100カ国ぐらいのひとがひしめいているということですが、
1月の香港で、友人の一人が、香港は思った以上に色々な国の人がいるって
行っていたことを思い出しました。
中国に返還されたとはいえ、香港にはそこで経済活動をしている外国人や
労働者、難民として流れてきた人たちが大勢暮らしています。
これは歴史的成り立ちのみならず、経済活動の自由度が高い香港ならではと
言えることでしょう。
セントラルの金融街はもちろんのこと、チョンキンマンションやそのほかの場所で
小さなビジネスを立ち上げる人たちや、フィリピンやインドネシアから来て
メイドさんとして働いている女性たち。
その放浪の旅の入り口としてここに来る人もいれば、それを追うように
ここに来る人もいる。
将来的は不安を抱えながらも、これだけの人たちを引き寄せ、受け入れる香港。
重慶大廈は一つの香港の側面でもあり、香港の持つカリスマ性の一因でもあると
言えるでしょう。
で、重慶大廈の写真を探したんですけど、整理が悪いためあまり良い写真が
見つからず。
一番上は2005年、二番目は2015年の写真です。もっと何度もとってる
はずなんだけどなあ。