香港の単館映画
油麻地警察近くの団地群。こんな中に、ブロードウェイ・シネマーテーク
(百老汇電影中心)という映画館があります。
通好みの外国映画を上映しており、香港の単舘映画館といったところ。
ヨーロッパの映画や、地味な日本映画などがかかっているのを見ます。
だから、香港に行ってここで映画を見ることはまずないんだけど。
今年は、20周年記念だったんですね。香港でアート系の映画中心で20年
やってるって、渋谷のシネマライズがすでに閉館してしまっていることを
考えると、すごい。
一階に、カフェ兼ブックショップがあります。ここはよくきます。
アート系の本が中心で、言語を問わずカテゴリーで陳列されています。
ここで映画の本を探すのも楽しい。
カフェの入り口の写真を見ると、バズ・ラーマンの「ロミオとジュリエット」
とか、「トレインスポッティング」の写真が。ヴァンサン・カッセルの姿も。
この20年の単館系映画の変遷を感じますね。
そういえば、今20年後を描いたトレスポ2を日本でもやってますが
やるような映画だったのにね。まだ見てないけど、どんな20年後なんだろう。
一月に行った時は、「一路順風」という台湾映画がかかってました。
これ、去年の東京国際映画祭で上映があったんですよ。
マイケル・ホイ主演ですが、コメディー映画ではありません。
香港から移住した、タクシードライバーの許(ホイではなくシュウ)
という役柄です。
ブラックで、暴力的でもある映画でした。
忘れないうちに、この映画についてもアップしないとなあ~。