マレー半島半横断した時は、通り過ぎただけだったので初めての訪問。
ツアーに出てから思い出したんだけど、シンガポールとマレーシア国境の
イミグレで一回バス降りてまた乗ってと、結構時間がかかるんでした。
ちょっと母はぐったり。
現地のガイドさんは、綺麗なわかりやい英語をはなす女性。
まずは、マレー人の村と生活を紹介してくれました。
ツアーに参加していた方々は、私らの他はフィリピン人の家族づれ。
同じ熱帯に住むかれらには、マレー人の生活に共通するものもあるようでした。
よくわかるのでした。
1819年、イギリス人書記官トーマス・ラッフルズは、ほんのわずかに漁民が
住むだけの島に目をつけ、この島を統治していたジョホール王国から
買い取りました。王族には、永代にわたる年金も保証して。
それでも、その後自由港として発展したシンガポールが生んだ利益を
考えれば、安い買い物だったのでしょう。
狭い海峡で隔てられただけのこちら側。人々の往来は激しく
こちらにいるとなんとなく熱帯的おおらかさを感じるのでした。