こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

イ族のイとイ族の料理

イ族のイの字はこのように書きます。難しー。


かつては、これを“夷”と書いていたそうです。これは蔑称で、異民族呼称を嫌った
清朝がその字の使用を禁止し、彝と書くようになったということです。
司馬遼太郎街道をゆく20 中国・蜀と雲南のみち」より)

彝の意味は、宗廟をまつるときに酒を盛ってささげる器のことで、雅字であるとのこと。
祭事の多いイ族には、ふさわしい文字ではないでしょうか。

さて、石林で食べたイ族の料理。こんなものを食べました。

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豆苗に似た葉物と卵の炒め物。キノコと葱、トマトの炒め物。雲南省はキノコ類が豊富です。

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山羊のチーズを焼いたもの。焼きモッツアレラチーズ、って感じ。素朴でおいしい。

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そば粉のパンケーキに、さらっとした蜂蜜をつけて食べます。パンケーキのようなものを、
バーバと言うらしく、納西族の料理でもバーバに遭遇しました。でもまた、ちょっと違うものでしたが。

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こちらが、レストランのメニューです。

料理はどれも、素朴ですが素材が活かされて美味しいものでした。観光地のためか時価のためか、
値段はちょっとお高め。二人で4品食べて200元を超えました。