行ってきました、3度目のシンガポール。初めて行ったのは20年前、
2度目は6年前。もちろんその変化は語りつくせないものがあります。
しかしここ、Goodwood Park Hotelだけは、繁華街Orchard Rdから
徒歩5分ほどという街中にあってほぼ20年前とほぼ変わらぬ姿で存在していました。
元々は、1900年にドイツ人の社交クラブとして建てられた建物だそうです。
その後第一次世界大戦のためドイツが敵国となったため、接収。
1918年にユダヤ人が買い取り、娯楽施設として買い取りました。
ホテルとして開業したのは1929年。第二次世界大戦で、日本が占領した際には
海軍高官の事務所兼宿泊施設として利用されました。
1947年に、ホテルとして復活。
二つのプールを囲むように低層階の宿泊棟が建てられています。
部屋数は235室で、シンガポールの最高級ホテルの中ではRafflesの次に
少ないそうです。こんなホテルが、大規模な建て替えもせず存在するなんて
奇跡的。
Rafflesほど敷居が高い感じはしません。このプールのおかげで
家族連れの宿泊客も多いからかもしれません。
客室から、直接プールに出られる部屋もありまして、そのうちの一部屋に宿泊。
木製のブラインドを開けると、熱帯の植物に囲まれたプールが現れました。
内装はちょっとオールドファッションなのは隠せませんが、それもまたよし。
20年前、母と二人でこのホテルにハイティーをしに来たのですが、母は
あまり記憶になかったようです。あまりいろいろ変わりすぎてしまったからかな。
しばらく、シンガポールレポート、させて頂きます。」