こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

歓びを歌にのせて

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試写会行ってきました。クリスマス・コンサート付きで、Tokyo FM少年合唱団と世里奈さんの
歌も楽しめました。

スエーデンの映画です。社会民主主義の浸透した、開けた先進国というイメージですが、
人々の抱える悩みは万国共通なようです。硬くてマジメだけが取り柄の牧師のダンナ、それに
不満なおくさん、夫の暴力に悩む妻、失恋の痛手から立ち直れない娘。閉鎖的な村では
変わったことはタブー。ゴシップは筒抜け。だれかが傷ついても何事もなかったように
暮らしています。でも、皆それぞれ口には出せなかったり避けたりしてることを、
リタイヤして村にやってきた指揮者を通じて音楽にふれ、現実に直面し、克服していくのです。
その指揮者も心のなかに乗り越えられないものを持って村にやってきます。彼も村の人々と
であったことによって、彼らを愛し、乗り越えていきます。

それぞれの役者さんたちが、それぞれの役を人間味たっぷりに演じています。
クリスマスに、心を暖かくしてちょっと涙を流したい方に、心の中に天使が
来て欲しい方にオススメです。

映画には関係ないけど、銀座のMIKIMOTOのツリーを貼り付けさせていただきます。