1973年香港・米国作品
監督:ロバート・クローズ
脚本:マイケル・オーリン
最近、昔ブルース・リーが好きだったというAround 50の方に、何人かおめにかかりました。
私が中国武術をやってるなんて言うから、そういう人をひき寄せているのかもしれませんが
私は決して武術オタクではありません。だからかどうか、最近まであまりブルースの作品を
しっかり見たことがありませんでした。
確かに私が小中学校の頃、男の子がよく真似してましたよね~。今40~50代の男性の中には
ブルースのおかげで空手始めたり、自分でヌンチャク作って痛い思いしたり...覚えがある方も
多いのではないでしょうか。
1977年作品「サタデー・ナイト・フィーバー」の主人公トニー(ジョン・トラボルタ)の部屋に
貼ってあったのも、まぎれもないブルース・リーのポスターでありました。
この作品は、ブルースが熱望したハリウッド・メジャー作品であり、最後の主演作品になりました。
完成後、「死亡遊戯」撮影中に脳浮腫にて死亡。享年、32歳。短い人生でしたが、世界中の
映画や多くの格闘家に、後には漫画やゲームにまで影響を与えたことは間違いないでしょう。
彼の死亡原因については、以前Discovery Channelで、何万人かに一人の特定の鎮痛剤による
アレルギー症状だったのではないかという説をあげているのを見たことがありますが、
最近では癲癇による突然死、という説もあるようです。
そういえば、息子のブランドンも、俳優としてのキャリアが上がってきた頃、撮影で使っていた
銃に空砲でなく実弾が誤って装填され、腹部に当たって27歳で死亡。二人の色々な説も
あるようですが、因縁めいたものを感じてしまうのは、やはり東洋人であるからでしょうか。