実は先々週土曜日、ちょこっと香港弾丸旅、第二弾に行ってました。
1月の旅行を決めるよりずいぶん前に、HongKong Expressの
安いチケットを予約してたんですね~。
なので、しばらくは1月ネタと3月弾丸ネタを、ちょこちょこと
上げていきます。
近年LCCのおかげで、本当に気軽にちょこっと香港へ行けるようになりました。
もう一つ、スマホアプリのおかげで、分厚い地図やガイドブックも持たずに
いきたい場所をスルッと探して行けてしまいます。
どこでもドアが近づいてきたような、そんな感じ。
さて、前回と同様、4:30ごろに香港着。?湾行きA31の始発に乗り込みました。
朝イチで向かった川龍村は、今まで何度かガイドブックや旅行番組では
紹介されたところですが、郊外の町から小巴(ミニバス)で20分ほどのところ。
何の下調べもせずにはなかなか行きづらいところだとは思います。
初めてだったら、ミニバスもちょっと敷居が高い。
でもね、今や大体の見当だけつけておいて、あとは検索しながらたどり
着けてしまうのです。
6時過ぎ、?湾から小巴に乗り込む頃はまだ町も暗く、コンビニの明かりだけが
煌々と光っていました。最初に、白い布に覆われた丸い大きな荷物を
持つおじいさんが乗りこんできました。
そのあと、仕事か山歩きかといった感じの人たちがポツポツと乗ってきました。
目的地はここ。バスの終点で降りると、同乗の小柄でフットワークの軽そうな
スポーツウェアのお姉さまが、降りてキョロキョロする私に、こっちこっちと
合図してくれました。実は、端記の従業員さんだったのです。
着く頃にはあかるくなっておりましたが、この日はどんより雨模様。
すでに朝飲茶を済ませたような旅行客もいましたが、その後続々と
白い布に荷物を二つ三つと持ったおじさんたちがやってきました。
白い丸い荷物は、鳥かご。土曜日の早朝、おじさんたちは
自分の小鳥ちゃんたちの歌声自慢に、ここに集まってくるのです。
テラス席の向こうに見える車は、ほぼそのおじさんたちのものです。
2階のテラス席にも、鳥かごがいくつかかかっていますが、そこからちょっと
上がった、奥の方のお部屋にそのおじさんたちは入っていきます。
隣のお部屋から、こそっとおじさんたちをのぞいてみました。
鳥の趣味は、おじさんというか、シニアな方達の趣味だとばっかり
思っておりましたが、自分とそんなに違わないと思われる方々もおり
今でも風雅な趣味として広く楽しまれているのだなあと思いました。
そういえば映画「文雀」でも、鳥と鳥籠がモチーフになっておりました。
そしてここ川龍村の端記茶楼、九龍側にある公園の、小鳥迷おじさんたちとは
またちょっと趣が違う鳥かご風情でした。