MTVから誕生した映画ということで、ストーリーが雄弁に語られるというよりは、視覚的、感覚的に出来ています。監督が日系の方みたいで、所々にフュージョンな日本ぽいモチーフ有。ディーティルが説明不足かなあと思いますが、そんなに複雑なお話ではないので感覚的に楽しむのがいいでしょう。まだ先に残された謎もありそうです。
アクション的にも、感覚的な美しさを感じます。シャーリーズ・セロンはもとバレー・ダンサーというだけあって一つ一つの動きは綺麗だけど、CGで作られた感じが多くてシャープさは今ひとつ。クローンで戦闘向きに訓練(改造?)されてるというキャラだから、人間離れした感じなんですかね。そのわりには、セロンの容姿が生々しい。