こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

今日の一言 82 唔ロ岩~做

唔ロ岩~做 m4ngaan1~zhou6 --- (~がするには)合わない、似合わない

「P.S. アイラブユー」という映画の試写会の話をした時に、この表現を教わりました。

最愛の夫を亡くし打ちひしがれるホリーの元に、ある日亡き夫からの手紙が届きます。
悲しみと喜びをかみしめながら、自分を取り戻していくストーリーなんですが、
どうも、ヒラリー・スワンクが、“なぜヒラリー・スワンクか”という風に見えて
しまうのです。

この場合、

  呢個角色、唔ロ岩イ巨做。(この役は、彼女に合わない。)

という使い方をします。

ヒラリー・スワンクは、2度のオスカーに輝く実力派の女優。演技力は確かです。
気の強い現代的な女性、夫を亡くして混乱している姿、10年前夫に出会ったころの
無邪気な姿、それぞれの状況を演じているのですが、なんか感情移入できなくて...。

性不同一性障害の人とか、首から下が動かなくなってしまう女性ボクサーとか
今までの彼女の演技が強烈で、普通の役はなじめないのかも。