初香港から20年。啓徳空港より赤鱲角空港で入国した数のほうが、よっぽど多くなってしまいましたが、
初香港の帰国日に、空港でこんな写真を撮っていました。
飛行機の窓からのフイルム写真でちょっとピンぼけっぽいですが、JALの飛行機の向こうに
獅子山がきれいに映っています。こうやってちょっとぼーっとしていたほうが、よりライオンにみえるかも。
写真がその一瞬を切り取るということはわかりきったことですが、今はもう見れない風景をそこに見ると
匂いとか温度がよみがえり、その一瞬以上の時を感じてしまいます。
なあんて、香港はゆっくり感傷に浸ることを許してくれるようなのんびりした街ではありませんが、
今の瞬間と過去の名残を見つけに行ってこようと思います。来週、行ってきます。
