水辺に石造りの建物。戸口に木の椅子がおかれていて、だれかがここで
座ってのんびりおもてを眺めるのかな。ちょっと異国情緒を感じられる一角を
発見しました。
ここは伊豆急の終着駅下田。ペリー通りの一角です。ご存知の通り、
ペリーがやってきて日米和親条約が締結された所。開国後は
異国の人が出入りして、文化の交流があった場所でもあります。
ちょっと風情のあるこの通りには、なまこ壁の建物や木造の家屋がならび
カフェや骨董屋、ギャラリーなどが並んでいます。文化の香りのする
観光地。土曜の午後というのに、どこかのんびりしていました。
別の通りは、昔ながらの商店街だったり、古い酒屋さんがこんな看板を集めて
張っていたり。
古い蔵を改装したレストランでカレーをたべながら、高い天井をみていたら
なんだかここはマラッカに似ているなと思いました。
古い建物で、一階がお店。ロフトのような二階部分があって。
こんなショップハウスが、マラッカにもあったなあ。
古い港町。昔からいろんな物が行き来する場所。遠い記憶が少しづつ
少しづつ積み重なって残っていく。そういうにおいのする場所でした。