江戸越えの街・大正昭和の名残 戸越
先日、戸越銀座に行ってきました。
戸越の名前の由来は、ここが江戸越えの村だったからなんだそうです。
そう、ここから先、自分ちの方は江戸じゃあなかったんですねえ。
時々、テレビなどでも紹介される、東京一長い商店街、戸越銀座。
実は、関東大震災の後、この辺の低地を銀座の瓦礫を埋め立てたのが
始まりなのだそうです。そして全国にある「⚪︎⚪︎銀座」の始まりでもあるのです。
以前、地方からきた友人とこの辺を歩いたことがありましたが、
その人の地元の商店街は、閑古鳥がないている状態で、戸越銀座の
繁盛ぶりをみて、やっぱ東京だなあと感想を漏らしていました。
戸越銀座も、停滞していた時期もあったようですが、地元の人々の
努力によって地元だけではなく、遠くから人が集まるようになりました。
生活に密着したお店から、おしゃれな雑貨やレストラン、ちょっとあやしげな
ディスカウントショップなどなど、様々なお店があります。
昔ながらの荒物屋さんとか、おもちゃやさんとか、今では大型店に
席巻されて、他では見られなくなってしまったようなお店もあります。
私はそこに35mmフィルムを出しにいったのですが、カメラがらみの
雑貨や中古のフィルムカメラ、ギャラリーもあります。
江戸から昭和までの記憶を止める街、とでもいえるでしょうか。
それだけじゃないんですよね。別の広がりがある。それも世界中に。
龍輝の小籠包、美味しかったなあ。