学生寮はそこから校内バスにのって山の上に上っていきます。基本的には中文大学の学生の
ための寮なので、通常は入寮できません。ただし、夏季のコースは学生がいない時期なので
Language Centerのコースの生徒でも、空きがあれば入ることができるようです。
今の時期、駅から学生寮までのバスは有料で、片道HK$1。センターで10枚つづりの
クーポンを$9.0で販売してくれます。
2人部屋で、机とベッドとクローゼットだけのシンプルな部屋です。シャワーとトイレは共同で
生活用品はすべて自前で用意しなければなりません。（枕、枕カバー、ブランケット、シーツは
用意されています。）トイレットペーパーも、自前です。ランドリーは有料で、ICカードを購入して
使用します。乾燥機もあり。
エアコンは、一日12時間分使えるような計算で機械がセットされているため、利用時間には
注意しなければなりません。今の時期、香港は暑い。特に何もさえぎるもののない
山の上では、朝日が入ってくる時間にはぐんぐん気温が上がって眠っていられるものでは
ありません。体調管理には気をつけなければなりません。
寮のお掃除をしてくれているおばさんが、毎朝大きな声で広東語で話しかけてくれます。
わからなくても、一生懸命教えてくれるので、普通語の生徒の私も広東語の勉強が
できて嬉しい。
寮はいろいろ制約があるし不便なので、夏季だけでなく長く勉強を続ける人なら
早めに滞在先を探したほうがいいかもしれません。ともかく、山の上、浮世から離れて
いるので、香港にいるということをすっかり忘れそうです。
