こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

香港中文大学

一美さんのスライドに、香港中文大学がありましたので、私が滞在した時の写真を
紹介させていただきます。

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2005年の夏、(昨今話題になっているワークシェアリングのため)会社を4ヶ月間
一時帰休することになり、その時間を使って普通話の勉強を始め、香港中文大学内にある
新雅中国語文研究所の4週間夏期短期コースに参加しました。このブログを始めたのも
丁度その頃のことです。

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中文大学は、九龍からはKCRで30分、吐露湾を望む高台にあるとても環境の良い大学です。
高台というより山の斜面全体がキャンパスで、キャンパス移動にはバスが欠かせない
ぐらい広いのです。一番上のほうにあるキャンパスなどは、大学駅からとても歩いて登って
行けるところではありません。でも、静かで環境がよく、勉強に集中するには良い環境なのだ
と思います。

私が参加したコースは、夏の短期コースということもあり、大半が現役学生(中・高・大学生)。
他は、仕事で香港に住んでいる韓国人、大学を卒業したばかりの日本人、そして私、という構成。
現役学生たちは、両親またはどちらか一方の親が中国系で、海外で育った子供たちでした。
彼らは、見た目は中国人。親が広東語圏出身の子たちは広東語は解るようでしたが、普通話
得意でない。漢字は書けないし、読めない。彼らと一緒に英語と普通語での授業を受けるのは、
なんだかとっても面白い体験でした。長期コースのほうは、日本人駐在員とか駐在員の奥様、
日本や韓国、欧米から来た語学留学の若者など、またちょっと違う構成になっているようでしたが。

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夏のコースの時期だけ、大学に学生がいないこともあってか、キャンパス内の学生寮
滞在することができます。私が滞在することのできた逸夫校園(ショウ・キャンパス)内の
宿舎は、とっても眺めの良いところ。日当たりの良い部屋でしたが、真夏の滞在だったため
暑くて大変でした。エアコンはありますが、朝日が入り始めるとと暑くて寝てられないんです。
同室の女の子は耐えきれず、1週間で出て行きました。

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宿舎内にはキッチンがあり、冷蔵庫が使えます。調理器具はあまりないので、自分で用意するしか
ありません。私はほんの4週間だったので、電子レンジで作れる簡単なものですませることが
多かったです。材料は沙田や上水の街市で調達。でも、キャンパス毎に食堂があります。
食堂には、茶餐庁で食べられるような香港の一般的な料理がほとんど揃っていたと思います。

短い間でしたが、久々の学生気分も楽しみ、香港生活も楽しみました。長い社会人生活の中で
いろいろあったけど、なかなかこんなことはできません。良い経験になりました。