香港大学のとんぼ

9月になっても暑い日々が続きますね。今年はちょっと異常です。

香港からの帰国者は、日本のほうが暑いといっているくらい。

 

夜になると聞こえる虫の音は、すっかり秋の虫になっているのですが、気温が全然下がらない。

そういえば、トンボにはまだお目にかかっておりません。

 

7月の香港も、とっても暑かったですが、トンボには遭遇いたしました。

 

 

斜面にキャンパスのある香港大学。迷路のように入り組んでおり、階段だのエレベーターだので

上り下りしながら迷い込んだ木陰の池では、涼しげに蓮の花が咲きトンボがふわふわ飛んでいました。

日本で見かけるトンボよりは、ちょっと小さめで華奢な感じでした。

 

夏休みのため静かなキャンパスでしたが、すれ違う学生さんたちはとっても賢そうな感じ。

いろいろな国からの留学生もみうけられました。

 

1911年に設立された公立大学で、英語で授業をする香港の最古の大学。2009年の世界大学ランキングでは

24位（東京大学は22位）の超難関名門校です。

 

郊外の広大な敷地にある香港中文大学と比べると都会の大学という感じですが、歴史の深さが

感じられます。

 

 

大学内の博物館の展示物も、古代から近代のものまで、充実した内容でした。

ただひとつ、館内の冷房がきつくてゆっくり見て回ることができなかったのが難点。

寒くって冷え切ってしまいました。

 

さすが香港、ここでもかっと思いましたが、古い文物の保存のためなのかもしれませんね。