今日(26日)は映画祭を一休みして、行ってしまいました。初日です。
この組み合わせを最初聞いたとき、“えーっポール・ロジャース??”って思ったんですが
結局ポールはQueen色に染まることなく、彼の色でやっとりました。フリーとかバッド・カンパニーの
曲も結構やったので、“バドカン”ファンもさぞ嬉しかったことでしょう。ブライアンやロジャーの
老けぶりに比べたら、ポールは一回り大きくなっただけで、全然枯れてなくてかっこいいおじさんで
した。
Queenのハードな曲はポールが歌っていましたが、昔からのQueenフアンが涙するような曲については、
ブライアン・メイやロジャー・テイラーが歌ったり演出があったりで、心から堪能することが
できました。フレディの映像には、思わず涙涙。
会場で周りを見ると、どうみても40歳以上の方々が多く、子供づれの方もけっこういました。
40代後半以上の方たちって言うのは、本国イギリスよりも早くクイーンを見出した
方たちです。イギリスでも大して人気がでてなかった1975年に初来日。そのときの騒ぎは
伝説となっています。フアンもクイーンも、お互い忘れていないんですね。そのあたりを踏まえた
演出・選曲もあり、会場中が“ラブ・オブ・マイ・ライフ”を合唱。昔覚えた曲って、忘れないもの。“NYやLAではやってないんだよ、君たちだけに”といって、“手をとりあって”を歌ったときも、
さびはもちろん日本語で。昔を考えるとブライアンもロジャーも感慨ひとしおでしょう。
フレディの死は未だに心がきゅっとなりますが、でも彼らの音楽はずっと残っていくんですね。
それは、ミュージカルだったり、他の人が歌い継いでいくことによって、生まれ変わっていくんだ。
やっぱりすごい。