こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

「奇跡の夏」

何かこのところ、子供の頃の世界に引き戻されるような映画、よく見る気がするんです。
夏休みだからそういうのが多いのか、そういうのに引き寄せられるのか。

韓国映画で、子供が難病でっていうわかってても泣かされちゃうお話なんです。この映画、
いろいろな意見もあると思うんですが、病気の子供たちとその家族模様がよく描かれていたと
思います。

主人公のハニは、お茶目きかん坊で、まだまだ我がまま放題の、お兄ちゃんには世話焼かせっ
ぱなしのお年頃。そんな彼が、お兄ちゃんが難病にかかったことによって、自分や家族が
おかれた状況が変わってしまったことが急には受け入れられないのは当然でしょう。そんな
中で、お兄ちゃん、両親、病気の子供たち、学校の友達と、いろいろな問題に直面し、
葛藤して成長していきます。

実話の映画化なのに、ターザンおじさんのあたりの絡みが非現実的だっていうご意見も
あるようですが、この位の年頃の子供たちの世界には、こんな風に見える現実もあるんじゃないの
って思います。子供の頃のような夏休み、また来ないかなっ。