香港の茶餐廳。たくさんあって何度行っても行ききれないし、選ぶのも大変。
日本では、食堂や喫茶店みたいなものに当たるのかもしれませんが、、これらは日本では
廃れつつあるような気がします。
値段からしたら、日本の牛丼チェーン店なんかに近いかもしれません。
でも、茶餐廳は、そんなに多くチェーン展開をしているところはありませんよね。
あと、1店舗当たりのメニュー数が圧倒的に多いかなあ。
ともかく、その店舗数と気軽さ、メニューバラエティーから、来港中は朝昼夜に関わらず何度も
行くことになります。ホテルの近くにもいろいろありますが、わざわざ地下鉄などに乗って足を運ぶことも。
今回行った茶餐廳のひとつ。旺角の金華冰廳。お昼時に猪扒飯のランチセットをいただきました。
このセット、豚肉の味付けが選べるんですね。写真の醤油味とカレー味と、もうひとつ何かあったけど
忘れちゃいました。セットのスープは、トマト味で、食欲が減退する暑い時期にはさっぱりした酸味が
刺激になって、ご飯もぺろっといけました。
そして、こちらで有名なのはこれ。菠蘿包(パイナップルぱん)。
上のランチを食べた日には、とても食べ切れないと思って断念し、後日菠蘿包だけ買いに、行っちゃいました。だって、ここの菠蘿包は、香港一っていう話ですから~。
さて、菠蘿包、日本でいうところのメロンパンと同じつくりで、やわらかパンにカリカリのビスケット生地が乗っています。
日本のメロンパンはビスケット地が全体を覆っているのが多いと思いますが、こちらはビスケット地が少なくて、上部のみ覆っています。以前料理教室の体験講座で作ったメロンパンがこんな感じだったかも。こちらのほうが、甘味が控えめで、ミルクティーと一緒に大人の小腹を満たすにピッタリのような気がします。
個人的には、菠蘿油(バターを挟んだパイナップルパン)にすると、ちょっとくどいかなあと思ってしまいますが、これも暑い中、肉体労働する方や学生さんたちのおやつにはピッタリなのかも知れません。
他の麺包類も、かなりおいしそうでしたよ~。ショーケースの中にはいろいろなパンが。ああ、全部食べてみたい!
金華冰廳
旺角弼街