平成最後の香港トラムとサウンドトラック
何でもかんでも平成最後という枕詞がつく今日この頃。
3月の弾丸が、意図せず平成最後の香港旅となりました。
昼頃、?ケイ湾からトラムに乗り込み、あてもなく西へと進みます。
雨が降ったり止んだりで、何となく憂鬱な空模様でしたが
窓を打つ雨と、ゴトンゴトンという電車の音が心地よく心に響きます。
線路の軋む音が、堕落天使のdark reggaeを喚起させます。
孤独なHappy Togetherや、Pop な夢中人も香港を思い出させる。
ちょうど香港通いを始めた平成の初めの頃、よく観た映画の音楽と
目の前の街がかぶります。
背景にあるのに違いないと思います。
子供の頃、隣のうちの一回り上のお兄さんが、よくラテン音楽を聞いていた
ことを思い出します。
たとえ舞台が香港で無くても、香港の湿気を想起させる音。