こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

平成最後の香港トラムとサウンドトラック

イメージ 1

何でもかんでも平成最後という枕詞がつく今日この頃。
3月の弾丸が、意図せず平成最後の香港旅となりました。

昼頃、?ケイ湾からトラムに乗り込み、あてもなく西へと進みます。

雨が降ったり止んだりで、何となく憂鬱な空模様でしたが
窓を打つ雨と、ゴトンゴトンという電車の音が心地よく心に響きます。

イメージ 2

電車のリズムが、王家衛の映画に流れるラテン音楽を思い起こさせます。
線路の軋む音が、堕落天使のdark reggaeを喚起させます。
孤独なHappy Togetherや、Pop な夢中人も香港を思い出させる。

ちょうど香港通いを始めた平成の初めの頃、よく観た映画の音楽と
目の前の街がかぶります。

王監督サウンドトラックにラテン音楽を使うのは、彼が育った60年代が
背景にあるのに違いないと思います。

子供の頃、隣のうちの一回り上のお兄さんが、よくラテン音楽を聞いていた
ことを思い出します。


イメージ 3

たとえ舞台が香港で無くても、香港の湿気を想起させる音。



ところで、目覚ましがわりにiPad のアラームを、Xavier Cugat のPerfediaに
設定しているのですが、日によってその曲がかかったりしますが、たいていは
普通のiPadのアラームになってしまいます。何でですかねえ。