「ゴッド・ギャンブラー レジェンド」 賭城風雲

先週土曜日の六本木に行ってきました。ミッドタウンの桜は既に

盛りを超えておりましたが、十分美しかったです。もう、今は

すっかり散っちゃったんでしょうね。

六本木に行った理由はこれ。↓

六本木シネマートにゴッドギャンブラー　レジェンド見に行ってきました。

実はこの映画館、今年６月に閉館になってしまうそうなのです。

相変わらず、韓流映画のラインアップが多いですが、閉館まで

何作かの中国・香港作品が予定されています。マレーシア映画ウィーク

なんてのもある。４月末からは、”劇終”ということで、台湾映画、香港映画の

特別上映もあるらしい。懐かしい作品もやるようですので、見に行かねば。

さて、作品紹介。

ゴッド・ギャンブラー　レジェンド

原題：賭城風雲　From Vegas to Macau

2014年　中国・香港作品

監督・脚本：バリー・ウォン

出演：チョウ・ヨンファ、ニコラス・ツェー、チャップマン・トウ

あの、伝説のゴッド・ギャンブラーシリーズをパロディーにしたような

2014年春節おめでとう映画です。パロディっていっても、どちらも

王晶監督なんで、本人がどういじってもいいだろうって感じですけどね。

映画の中で、”バリー・ウォンはすごい”って散々いわせてます。

チョウ・ヨンファが一線を退いた伝説のギャンブラーとして

登場しますが、あちらのコウさんでないことはあとではっきりします。

ハリウッドで名声に拍車をかけ、中国映画でも癖のある大物役や

歴史的な人物などを演じ、益々大俳優としての円熟味を増している

チョウ・ヨンファですが、こういう港産笑片には、実に楽しそうに

出演してるんですね。

先日何かのインタビューで、アンディ・ラウが香港のコメディーやりたい

みたいなことを語っていたのをみましたが、香港の俳優さんたちは

やっぱりこういうの大好きなんでしょう。

今はこういう時期ですから、だれもがそれぞれ香港人であるということを

考えているのかもしれない。出演者のチャップマン・トウも、香港人としての

発言がいろいろあったようですし。

ニコラスは、その辺どうなんだろう。２児の父親ではありますが離婚を経験し

フェイとの復活愛の噂もありますが、役者としてはいい感じになったなあと

思っています。でも、今回は地味な青年役でしたねえ。

ともかく、かつての香港映画を彷彿とさせる一作。東京での上映は

おわってしまいましたが、夏にはDVD出るみたいですよ。