こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

ゴジラは香港に上陸したか? 特撮のDNA

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蒲田の日本工学院専門学校「ギャラリー鴻」にて、1/27(日)まで
開催されている”特撮のDNA"展、見てきました。

以前「シン・ゴジラ」のレビューでも書いたかもしれませんが、
ここ蒲田は第二世代のシン・ゴジラに破壊され他場所。
今や聖地になっているようです。

1954年第1作目がら60年以上のゴジラの変遷とモスラキングギドラといった
怪獣たち、その他東宝の特撮映画に使われたモデルやメーキングに関する
上映など、思った以上に充実した展示でした。

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10:00 のオープン前に集まっていたのは、一定年齢以上の男性ばかりでしたが
始まってみると、子供を連れたかつてのゴジラファンのご両親、
特撮好きな若い男性から、怪獣に詳しそうな20代女性たちなど
様々な世代の人たちが来場していました。

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怪獣のアーティスティックな造形や、セットのディーテイルにこだわった
職人技には脱帽です。のめり込むのは、日本人の気質なんでしょうか。

幼稚園ぐらいの子供が何人か一緒に来ていたのですが、一人の女の子は
怖いといって、奥には入っていけませんでした。

私も子供の頃、時々巨大怪獣が街を破壊する夢を見ました。
逃げても逃げても、やってくる。その恐ろしさに魅入られていたのかも。

確かにゴジラには、ダークな部分があり、邪悪なものの象徴でもある。
それが、外部からやってくるものなのか、人間自身の中にあるものなのか
ストーリーの作りや、個人の捉え方、時代によっても変わってくるでしょう。

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シン・ゴジラのそれは、人知を超えたものでした。禍々しいとか邪悪というのは
人間の捉え方で、その生命体の本能や思考には何ら関係がない。

人間的と思える部分がなく、ただただ自分の成長と進化、生命維持を続ける。
まるで「エイリアン」生命体のように。

ところで、こんなポスターを見つけました。

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この街、香港のようなんですが、いかがでしょう。ゴジラ、香港も破壊したのか!
残念ながら、見ていないんだなあ、これ。