こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

香港の戯院と看板

 
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香港にも、以前は手描き看板を掲げる戯院(映画館)がたくさんありました。
以前紹介した写真ですが、1990年初香港での写真。「バック・トゥ・ザ
フューチャー3」のラッピング広告のある電話ボックスのには
コテコテの香港映画「彼女はシークレットエージェント」の看板が。
この戯院、たしか中環にあったと思うんですが。今はもう存在していません。
 
香港で初めて見た映画は、ハリウッド映画でたしかリチャード・ギア
ランスロットやってる1994年ぐらいの映画だったと思います。
その頃はまだ香港映画の知識がほとんどなく、日本の封切りより
早く見れるのがうれしくて見に行った気がします。
 
その時行ったのはは、金鐘の太古城に新しくできたばかりのシネコン
したのであまり印象がありません。
 
初めて香港で香港映画見たのは、1998年のこれだったかな。
 
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この映画館は佐敦のEaton Hotelの中にあったものですが、今はもうないと
思います。シネコンタイプではなかったけど、割と新しい映画館でした。
「アンナマデリーナ」は日本でも上映されました。
 
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香港の古い戯院初体験は、1998年12月。手描きの看板も味がありますね~。
プリントの薄い紙のチケットで、指定した座席のNo.を手で書くという
香港では昔ながらの方式でした。
 
この映画、「賭侠 '99」は日本ではビデオ発売のみでした。王晶監督の
コテコテの香港映画でしたが、アテナ・チュウ可愛かったな。最近見ませんが
どうしてるんでしょう。
 
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1999年8月は2本映画を見ました。一本は、またまたコテコテの香港映画、
王晶監督の「千王之王2000」。チャウ・シンチーの映画は英語字幕では
さっぱり面白さがわかりません(*_*)。この頃は、広東語も中国語も
ほぼわかりませんでしたし~。
 
この戯院は湾仔にありましたが本当に古いタイプ戯院でしたね。
煙草吸ってる人はいるし、トイレットペーパーはドアの外に
ぶら下がったてる感じ。ここも今は存在しないと思います。
 
丁度この頃が、古い戯院がシネコンにとってかわられた頃ではないかと
思います。ガイドブックに書いてある“映”の記号の所に行っても
映画館がなかったりなんてことも結構ありました。
 
次に見た「星願」は、新しいシネコンでした。当然手描きの看板は
ありません。
 
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「星願」は、友達と弟と3人で見に行ってポロポロ泣きましたね~。
これは、英語の字幕と中国語の字幕でなんとか。
セシリア・チャン、かわいかったなあ~。
 
ちょうどこのころ、日本映画があちらで流行っていました。
特に日本のホラー映画。「千王之王2000」のなかでも、貞子の
パロディ爆裂でした。
 
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油麻地の百老淮電影中心。ここは香港では珍しく単館上映を主体とした
ところで、今でも存在してます。この時は、「死国」と「がんばって
いきまっしょい」のポスターがかかっていました。
 
その後も香港に行くたび映画を見ておりますが、手描きの看板を
見ることはほとんどありません。日本も今はほとんどありませんが。