こぶー休息中!

引っ越して来ました。おばブーの旅(主に香港)と映画の日々。

晴海埠頭の思い出

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夜景撮影講座のため、晴海埠頭へ行ってきました。

この辺、以前は殺風景なところでしたが、今は立派なターミナルができて
周りに公園もあります。

この日は停泊している船もなく、ロビーはほとんどひとけがありませんでした。
”歓迎光臨”ってかいてあるバナーがぶら下がっているところを見ると、
中国から入ってくる船が結構あるんですね。

そういえば、以前は見本市会場といえば晴海でしたねえ。自動車業界の
社会人になった当初、モーターショーなんかここでした。

日中国交正常化してから'70年代後半に、大きな中国展が晴海で開かれたのを
を覚えています。そこで買ってもらった中国製の鉛筆の品質の悪いことには
びっくりしましたねえ。木の硬さが一定でなく、鉛筆削りでうまく削れないの。
でも、そこで手に入れた品々から漂う異国の感触や匂いに、刺激を受けたのを
覚えています。

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実は私、初めて海外に出たのは晴海からだったんです。

高校生の時、東京都が高校生対象に2週間船上でで行う海外研修をしたんです。
それに参加して、中国に行きました。晴海から客船に乗り込んで中国へ。
それが初めての海外でした。

友達が見送りに来てくれて、船に紙テープ投げてくれたのを覚えています。

中国のものが入ってきたり、中国に出て行ったり。晴海は私の中華文化経験の
はじまりだったんですねえ。

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船で中国行ったのは’80年代初めのことだから、そりゃ今と比べたら風景も
全然かわってますよね。バブルがあって湾岸の開発が始まって、’90年代
レインボーブリッジができたり、お台場や有明が発展したり。
東京湾の地理も風景も一変しました。

こんなことを考えながら、夜景を撮っていると、結局早く香港にいきたいと
思ってしまいました。変わらないもの、変わってしまったもの、変わって
しまうもの。早く写真に収めておかないと。

夜景撮影のコツも教えていただいたことだし、今度こそちゃんと三脚立てて
夜景撮るぞ!早く行かないと!